BLOGカテゴリー: ブランド・ストーリー

2011年08月01日 ガージェリーの黎明期 – 「GARGERY HOUSE」の思い出 #1
覚えている方はいらっしゃるでしょうか。 発売間もないガージェリーのコンセプトショップとして、2003年5月12日の開店から、2005年1月21日の閉店まで、1年半余りにわたって青山の一角でひっそりと営業していた「GARGERY HOUSE」(ガージェリー・ハウス)。久々に懐かしく思い出し、開店から閉店に至る光と影を2回に分けて紹介します。 「GARGERY HOUSE」が担った役割とは 「ビール」というカテゴリーを超えたプレミアムビールとして産声を...

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2011年05月06日 ガージェリーは地ビールではない
先日書いた「もやしもん」の記事。その中で、地ビールに関する話題を取り上げました。実は、ガージェリーの営業に行った時、よく聞かれる質問があります。 「要するに地ビールですか?」 そんな時は必ず、「地ビールではありません。国産プレミアムビールです。」と答えるようにしています。 まあ、呼び方なんぞどうでもよいと言えば良いのですが、作品の中にも出てくる地ビールという言葉に対する偏見、誤解もあり、私自身は結構気にしているので、「もやしもん」にかこつけて、これにつ...

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2011年04月01日 リュトン・グラスに関する記事をまとめました
GARGERYの象徴でもあるリュトン・グラス。このブログの中でも様々な側面から紹介してきましたが、それらを網羅してまとめてみました。 古代の酒器に思いを馳せて - リュトン誕生秘話 GARGERYのコンセプト「Archetype(元型)」。そこからつながる一枚のデッサンが全ての始まりでした。 古代ヨーロッパの魔術文字 - ルーン リュトン・グラスの表面にはルーン文字がデザインされています。 リュトングラスの生みの親 - デザイナー 太田益美さん ...

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2011年03月24日 GARGERYのプレミアム – 個別冷蔵配送
シリーズ「プレミアムビールの真実」の第4回。 第1回では「麦芽100%だから高級というわけではない」 第2回では「副原料にもしっかりとした役割がある」 第3回では「長期低温熟成がGARGERYのプレミアムの一つ」  と書きました。 この第4回では、GARGERYのもう一つのプレミアム(=付加価値)である「個別冷蔵配送」について紹介します。 樽詰したその日に飲んでもらいたかった これまで何回も書いてきているように、ガージェリーが最もこだわっている...

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2011年03月01日 GARGERYの新しい一歩 – GARGERY23 Wheat
2009年7月1日、GARGERYが新しい一歩を踏み出しました。この日、初の壜商品「GARGERY23 Wheat」(ガージェリー・トゥースリー・ウィート)を発売したのです。 それまでGARGERYブランドは、製造直後の美味しさを皆さまにお届けするために、頑なに樽商品にこだわってきました。しかし、樽だけでは広がりに限界がある・・・そう感じていた中での商品開発、そして満を持しての発売でした。 樽を壜詰するだけでは意味がない GARGERY23を発売...

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2011年02月25日 GARGERYのプレミアム – 長期低温熟成
シリーズ「プレミアムビールの真実」の第3回。 第1回では「麦芽100%だから高級というわけではない」 第2回では「副原料にもしっかりとした役割がある」    と書きました。 今回からは、GARGERYが持つ具体的なプレミアム(=付加価値)を取り上げ、紹介していきたいと思います。 麦芽をマッシュケトルに投入するところからビール醸造が始まる ガージェリーはここがプレミアム ガージェリーは麦芽100%ビールです。「生」であることを強調しないのと同様、こ...

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2011年01月27日 Story of GARGERY – 一杯のビールが紡ぐ珠玉の物語
絲山秋子、角田光代、小川糸、川上健一、島本理生、・・・これら錚々たる作家の皆さん。実は、GARGERYを飲んでいただき、素敵な物語を書いてくださった方々なのです。 (Illustration by Tomoko Okada) POPと共に広がる素敵な世界 ガージェリーが飲めるお店で、写真のようなカード、ポスターを目にされた方、いらっしゃると思います。これはPOPと呼ばれるもので、要は、お客様にガージェリーをアピールするための小道具。メニューと一緒...

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2011年01月18日 リュトン・グラスの生みの親 – デザイナー 太田益美さん
GARGERYの象徴としてすっかり定着したリュトン・グラス。今回は、このグラスの生みの親であるデザイナー、太田益美(おおたますみ)さんの登場です。 太田さんはデザイン事務所 m+oss(モス)を立ち上げられ、CIからエディトリアルまで幅広く活躍されているデザイナーです。最初の出会いは2002年早春、まだGARGERYブランドの影も形も見えなかった当時から、デザイナーとしてプロジェクトに参加していただきました。 太田さんにデザインしていただいたのは、リュ...

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2011年01月16日 エールを超えたエール – GARGERY ESTELLA
2004年6月、「GARGERY ESTELLA(ガージェリー・エステラ)」は、GARGERYブランド第2の商品として産声を上げました。エールタイプのビールが持つ華やかさと、ピルスナータイプのビールが持つ飲みやすさ、その2つを併せ持つ、GARGERY渾身のエール。その全貌を紹介します。 主人公ピップが生涯憧れた女性 - エステラ まずは、その命名の秘密から。 「GARGERY」は、ディケンズの小説「大いなる遺産」の登場人物の名前だと紹介しました。実...

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2011年01月04日 ロンドンのパブで誕生 – GARGERY STOUT
GARGERYのフラッグシップであるスタウトビール。今でこそGARGERYというとスタウトをイメージされることが多くなりましたが、ブランドの開発当時、GARGERYブランドの最初のビールを何にするかは、ブランドのイメージを左右する非常に大きな課題でした。実は、その方向が見えたのはロンドンのパブだったのです。 ビールを飲みまくる旅で 2002年1月、新ブランド立ち上げに向けてのプロジェクトを進めていた私と「みねばん」さん。「小規模醸造所に製造を委託し...

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