BLOGガージェリーブログ

【along with her story】 ミュージシャン 飯嶋ももこ

GARGERYが似合う大人の女性アーティストにスポットを当て、リュトンを片手に、思い思いのストーリーを語っていただいています。日暮里のBar PORTOでミュージシャンの飯嶋ももこさんにお会いしました。

飯嶋さんは、日本各地のバーやジャズクラブ等のステージに立ち、またCM、映画音楽などを歌い、カンヌ・ベルリン・ヴェネツィアの三大国際映画祭で上映された短編映画では、ナレーションと効果音を担当し、映画祭にも出席した経験をもつ、実に多才なシンガーです。

その経歴は、

2009年 ソロミニアルバム「etape」(エタップ)リリース。
2012年 第13回「神戸ジャズヴォーカルクイーンコンテスト」で、特別賞『富士通テン賞』受賞。
2013年 セカンドアルバム「Two Steps」リリース。
2016年 Clap Stomp Swingin’ Presents 「I SAW HER KISSING NAT COLE」 Nat KIng’Cole Tribute vol.5に参加。シングルリリース。 
2018年 サードアルバム「In My Life」をリリース。

と、アルバムの制作も積み重ねていらっしゃいます。

ジャンルに括られない歌い手 “飯嶋ももこ” になる

-最近はどんな活動をされているのでしょうか?

「ライブ内容のクオリティはもちろんですが、自身の故郷でもある関西弁のMCで楽しんでいただきつつ、 全身全霊を込めたライブパフォーマンスを心がけています。 レパートリーもジャズをベースに、 キャロルキング、ビートルズ、スティービーワンダー、プリンスなどのソウル、ポップス、ロックを含め楽しんでいただくべく、全国でのライブ活動を行っています。」

歌い手としての夢だけがあった

-音楽を始めたきっかけを教えてください。

「子供頃からドリカムが大好きでずっとドリカムの曲を納得がいくまで歌っていました。高校進学と共に進路を考えた時、歌い手として以外の将来の夢がありませんでした。この時点で進路決定ですよね(笑)。一人っ子の私は親の大反対を浴びましたが…。」

「そこから専門学校で専門的に発声、楽典の基礎などを学び、洋楽に出会いました。そこでは主にソウル、ポップスをメインにどっぷりハマってしまいましたね。」

「その後自分がこんな風に歌いたい!と目指す師匠に出会いました。「越智順子」さんです。
師匠に出会いジャズに出会いました。師匠が歌う曲が大好きだった…。それがジャズというジャンルだった…。今の自分は「ジャズシンガー」と括る歌い手になることではなく、飯嶋ももこという【歌い手】を目指しています。」

歌詞の意味と世界観を伝えたい

-どのようなことを心がけて活動をされているのでしょうか?

「音楽はライブが一番だと思っています。CDももちろん素晴らしいですよ(笑)。ただ録音したものは、録った時点で古いものになります。ライブでは瞬間瞬間、二度と同じ音は出せない時間をライブでお客様とシェア(共有)する醍醐味があると思っています。」

「あとは奏者として唯一【歌詞】を扱っている業種であることを自覚しています。歌詞の意味や世界観をどんな風に表現し、伝えるのか。英語をメインに扱う限り英語を勉強するのは当たり前の事。語学の習得は簡単なことではありません。きっと一生勉強していかなければならないものだと思います。日本人なのに日本語を100%理解できるかと言われたら、出来てませんからね。まだまだ修行しなければ。」

ニューヨークの語学学校での卒業証書
「英語を話せることで世界中でお友達ができました!
証書と共に先生たちの寄せ書き、世界に一つだけの宝物です!」と飯嶋さん

-これからの活動を教えてください。

「2018年にNY留学から帰国してすぐに出したアルバムが最後。今年来年で新たなステップとなるアルバムを作りたいと思っています。自分の好きなものをまっすぐ見つめたアルバムにしたいです。日々のライブでも毎度挑戦。お客様のその日の空気も大いに影響されながらの一夜限りのライブをしています。是非生で体感していただければと思っています。」

<飯嶋ももこさん ライブスケジュール>

■6月7日(水)大和 Bar PubSu
Open 17:00 Start 20:00〜 Charge Tip制
gt 愛川聡

■6月8日(木)学芸大学 珈琲美学
Open 18:30 Start 19:30  Charge ¥4,400
pf 大山泰輝

■6月13日(火)茗荷谷 Galleria Cafe U_U
Open 18:30 Start 19:30 Charge 3,000
gt 鈴木直人

■6月18日(日)茨城 ひたち野うしく Cafe Wise Court102
Open 16:00 Start 17:30  Charge ¥3,800
gt 鈴木直人

■6月28日(水)六本木 Alfie
Open 18:30 Start 19:00〜90min 1stage Charge ¥5,500
gt 鈴木直人 ba 山本裕之 dr 柵木雄斗

■7月21日(金)渋谷 CONTRAIL SHIBUYA
Open 18:00 Start 19:00〜 Charge ¥1,000+投げ銭
gt 鈴木直人

■7月27日(木)日暮里 Bar Porto
Open 19:30 Start 20:00 Charge ¥ 2,000
gt 小畑和彦

Momoko Iijima official website http://iijimamomoko.com/

外飲みで一生懸命頑張った日の余韻を楽しむ

―どういうシチュエーションでお酒を飲むのが好きですか?

「外でお酒を飲む時はその日1日一生懸命頑張った日、いいライブが出来たと思える日、気持ちよくお酒とその日の余韻を楽しむ時ですね。お酒は何でも大好きですが、好きなシチュエーションとしてはBGMが小さくて、Cozyな静かなBarで飲むのが好きですね。」

-お酒に関して印象深い思い出を聞かせてください。

「外で飲むことがほとんどなのですが、そこにいたお客さんとよく話をすることがあります。業種が違う全く別の世界の方とお話しするのは色んな発見があって好きです。昔ライブ終わりに一人でとある焼鳥屋さんに飲みに行っていた時、(深夜1時やったかな?) 誰とも話さず飲んでいたら、隣のこれまた一人で飲んでいたサラリーマンに声をかけられました。「お姉さん、関西の人でしょ?」と。言葉も発していないのに何で??と質問したら「こんな時間に一人焼鳥とビール飲む女性なんて関西人くらいですよ!」と言われたのは印象的に覚えていますね。失礼なやっちゃ(笑)。」

「ガージェリーとの最初の出会いはここ、Bar PORTO。なんて摩訶不思議な形のビールや…と思いました。飲んでみると飲みやすくて、爽やか。いいライブの後にはぴったり。ガージェリーを飲みながらライブを見てみたいですね。」

協力:Bar PORTO

TOP