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ケルトの鍛冶神「ゴブヌ」はエールを醸造した

GARGERYのシンボルマークをご存知でしょうか。壜のラベルリュトン・グラスの底面、このブログのデザインの中でもあちこちに登場するこのマークです。これはケルト神話に出てくる鍛冶神「ゴブヌ(Goibhniu)」をかたどったものです。

ゴブヌ神マーク

ゴブヌとは、

アイルランドの鍛冶神で、ダーナ神族の一員。彼は、その魔法の槌を三振りするだけで完璧な剣や槍を作ることができた。モイトゥラの二度目の戦いの直前に、フォヴォリ族の密偵が、いかにしてそのような立派な武器を作るのかを調べに来て、鍛冶神を傷つけようとさえもした。ゴブヌ神は、フレズ・ゴブネンと呼ばれる異界の宴を主宰したと言われている。彼がエールを醸造したからである。

ゴブヌ神
『ブランド名はディケンズの小説「大いなる遺産」から』で、GARGERYというブランド名の由来を紹介しました。小説の中でJoe Gargeryは鍛冶屋、そしてこのゴブヌは鍛冶神。しかも、エールを醸造して宴を主宰したという逸話でGARGERYにつながってきます。

ビールの元型を求めるGARGERY。そのブランドの背景にある壮大な歴史ロマンを感じていただきたいシンボルマークでもあります。とりあえずじゃないビールに込められた様々なストーリーを思い起こしながらリュトン・グラスを傾けてみて下さい。

次回のブランド・ストーリーは「ルーン文字」を取り上げます。

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