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還ることと磨くこと<年末ご挨拶>

早いもので、2019年も年末のご挨拶となってしまいました。

今年も一年間、ガージェリーにご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。

おかげさまで、ガージェリーはこれまで以上に多くのお客様にご愛飲いただき、無事年越しを迎えることができそうです。これもひとえに、お取扱店の皆様のお引き立て、そして、お店を愛するお客様あってのことと深く感謝しております。改めて一年間のお礼を申し上げます。ありがとうございました。

さて、来年は2020年、庚子(かのえ・ね)の年です。私事ではありますが、私、佐々木はいよいよ還暦を迎えます。ガージェリーのプロジェクトがスタートした2001年9月から既に18年余りが経過、人生の1/3近くをガージェリーと共に歩んできたことを思うと感慨深いものがありますが、それはさておき、私にとって2度目の庚子の年となります。せっかくの機会なので、60年前、1960年の庚子の年にはどんなことがあったのか、ちょっと調べてみました。

なんと言っても天皇陛下がお生まれになった年です。そして、日米新安保条約が調印され、池田内閣が国民所得倍増計画を正式決定しました。世界では、アフリカの年と言われ、一挙17か国が植民地支配から独立した年でもあります。また、ソニーが世界初のトランジスタテレビを発売し、カラーテレビの本放送も開始されました。

パッと目に付いたものだけでもこれだけのことがあり、様々な面で新しいことが起こり、新しいものが出現し、大きな転機を迎えた年と言えるのかもしれません。“庚子”で検索すると、その特徴や意味として、新しいものが生まれる、新しいことが始まる…といったような内容がいろいろと出てきます。

そんな新しい年を迎える株式会社ビアスタイル21、そしてガージェリーです。

まずは、ものづくりの基本をしっかり守っていきます。コンディションの良い商品を、しっかりとした品質管理、品質保証の下に皆様にお届けする… これに尽きます。そのために、これまで以上に力を尽くしていこうと思っています。

商品は、目先にとらわれてあれもこれもというのではなく、長く続けられるスタンダードなものを丁寧にご案内していくスタイルを続けていきます。一方で、せっかくの庚子の年、既存の価値に縛られるのではなく、時代の変化に目を向け、またブランドのブラッシュアップのための努力を欠かさず、工夫し、新しい時代へはばたくための足場を固めていくようなステップアップを目指します。

社名である「ビアスタイル21」の「21」は、ひとつには、21世紀の新しいビールのあり方を提案するという志を表しています。21世紀最初の年にプロジェクトがスタートし、21世紀の1/5近くの間、地道な活動を積み重ねてきました。今、その成果が少しずつ現れてきているようにも感じます。が、しかし、まだまだこれからだとも思っています。皆様のお力をお借りしつつも、自身の努力を欠かさず、2度目の庚子の年に向かっていくことをお約束し、年末のご挨拶とさせていただきます。

改めて、皆様、今年も一年間のご愛飲ありがとうございました。来年もガージェリーをよろしくお願い申し上げます。

新しい年が倖多き一年でありますように。

良いお年をお迎えください。

株式会社ビアスタイル21 代表取締役 佐々木正幸

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