黒ビールカクテル特集、第2弾です。前回は「ブラックベルベット」を紹介しました。
>> 第1弾: 黒ビールカクテルの王道「ブラックベルベット」
今回は、いよいよガージェリー・スタウトを使ったオリジナルカクテルを紹介します。
以前、青山にガージェリーのアンテナショップ「GARGERY HOUSE」がありました。そこの看板カクテルだった「燻泡花」(くんぽうか)がそれなのです。
>> ガージェリーの黎明期 – 「GARGERY HOUSE」の思い出
燻泡花はガージェリー・スタウトとエスプレッソ・コーヒーのカクテルです。まずはエスプレッソを用意します。これをボストンシェーカーでしっかりとシェイクして泡立て、グラスに注ぎます。そこにガージェリー・スタウト入れてフィルアップし、泡を軽く整えて完成です。
燻泡花…なんと素敵な名前でしょう。
実はこの名前、放送作家の小山薫堂氏が名付け親。燻泡花を考案した赤坂・燻の輿水氏夫妻とのご縁があり命名していただきました。
ビールとコーヒーの組み合わせに、驚かれる方もいると思います。ところがどっこい、ガージェリー・スタウトは元々エスプレッソのような味わいが大きな特徴なので、相性は抜群。この美味しさは、飲んでいただかないことには伝えられません。ああ、もどかしい!
深煎りしたモルトと、同じく深煎りしたコーヒー豆の競演。グラスに盛り上がった泡を目で楽しみ、ローストモルトとコーヒー豆が奏でる香りの二重奏を楽しみ、エスプレッソがまるく整えたガージェリー・スタウトの味わいを楽しむ。黒ビールでも、しっかりとした味わいがあるガージェリー・スタウトならではのカクテルです。
「燻泡花」を楽しめるお店は…まず銀座
この燻泡花、「銀座・煙事」さんでお願いすればいつでも楽しめます。ビールが苦手な方でもきっと大丈夫。その新しい味わいにビックリすること請け合いです。お試しあれ。
黒ビールカクテル特集、次回は「紳士淑女のためのボイラーメーカー」です。どうぞお楽しみに。