BLOG投稿者: H.Bessho

2015年10月15日 移ろいゆく理由
ガージェリー・エステラは、2004年にGARGERYブランド第2の商品として生まれました。以来11年、少しずつ少しずつお取扱いのお店を増やし、現在は70余りの素敵なお店でサーヴされています。お店の業態は、オーセンティックバーが比較的多いですが、和食からフレンチ、イタリアンなど食事中心のお店でも、幅広くお使いいただいています。 その理由は、このビールが食事にとても合わせやすいからだと思っています。従来のビールのように、食事中に口の中に残った脂分などを洗い流...

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2015年09月28日 “黒”の七変化
GARGERYは2002年に樽詰のガージェリー・スタウトだけのブランドとしてスタートしました。それまでの日本の“黒ビール”のイメージから大きく離れ、時にはエスプレッソコーヒーのように振舞い、時には赤ワインのように振舞う、時には力強く飲み手に訴え、時には柔らかく軽やかに包み込む、全く新しいアルコール飲料としてお客様に受け入れていただきたかった。その想いは、数々のお店に支えられて実現しつつあります。 そして、ガージェリー・スタウトと同じ志を持って2010年に...

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2015年09月14日 いくつもの手を渡り
GARGERY専用オリジナルグラスの「リュトン」について、このグラスがブランドとしての大事な要素であること、デザインに込めた意味や想いについて、これまでの投稿で何度か書いてきましたが、今回は少し違った切り口のストーリーです。 単独では立てることのできない角杯型のグラス。それを受け止める台座。それら両方がガラス製。これをGARGERYオリジナルの専用グラスとしてお店で使っていただく。それにより、お店でしか飲めない美味しいビールを、お店でしか出逢えない個...

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2015年08月24日 【ガージェリー・スタウトと10年】 「煙事」‐東京・銀座
2002年にスタートしたGARGERYは、当初ガージェリー・スタウト一品のみのビールブランドでした。樽詰め翌日に冷蔵便で直接お店にお届けするという、最高鮮度の無濾過スタウトビール。飲んでいただければ、その違いは明らか。ただ、当時全く無名だったこの〝黒ビール〟を採用し、お客様に説明し、オーダーいただくのには、お店も相当な勇気と努力が必要だったでしょう。そしてそれを長く続けるには、ビールに対する強い愛情と、品質を維持する根気が必要です。 このシリーズは、ガー...

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2015年08月11日 ガージェリー・デザインのちから
GARGERYをご案内していると、リュトンやラベルのデザインが印象的で素敵だというご評価をよくいただきます。このブログでも以前ご紹介したとおり、ガージェリーのブランドデザイン、つまり、ロゴ、ラベル、リュトングラス等のデザインは、一貫して有限会社モス(m+oss)の太田益美さんにお願いしています。GARGERYブランドの開発段階から参加いただいているから、GARGERYのコンセプトを、ぶれず、デザインで体現していただけていると思っています。 * さて、今...

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2015年08月04日 彼女は誰だろう
GARGERYのホームページが少しだけ変わりました。 少しだけと言っても、第一印象がずいぶん変わったのではないかと思います。ホームページご訪問いただいた方々が最初に目にするビジュアルを新たに設けたのですが、これまでのビールだけの写真とはだいぶ雰囲気が違いますね。 ガージェリー・リュトンを片手に、今まさにひとくちめを飲もうとしている女性。表情は、緊張も気取りもなく、リラックスし素直なこころ持ちでガージェリーに向かっているように見えます。 そして、イ...

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2015年07月20日 変わらないこと
別所です。早いものでビアスタイル21に復帰してから、4ヶ月が経とうとしています。この間に多くの飲食店の方々にお会いしたし、飲みもしました。2007年にビアスタイル21を離れる前からのお得意先に「お帰りなさい!」と言われたのはとても嬉しかったですし、新しいお得意先の皆様にお話を聞き、自分のいない8年間に何があったのかに思いを致すのも楽しかった。 ブランドは一旦世に出たら、もはや造り手だけのものではなく、お客様のものでもある。だから、まずはお客様の声を聞きた...

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2015年06月22日 【ガージェリー・スタウトと10年】「トラットリア Jugemu」 −東京・神田
2004年にガージェリー・エステラが産声を上げるまで、2002年にスタートしたGARGERYは、ガージェリー・スタウト一品のみのビールブランドでした。樽詰め翌日に冷蔵便で直接お店にお届けするという、最高鮮度の無濾過スタウトビール。飲んでいただければ、その違いは明らか。ただ、当時全く無名だったこの〝黒ビール〟を採用し、お客様に説明し、オーダーいただくのには、お店も相当な勇気と努力が必要だったでしょう。そしてそれを長く続けるには、ビールに対する強い愛情と、品質...

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2015年06月15日 優しく包み込むように
突然ですが、お聞きします。 下の写真はgoogle検索の画面をキャプチャーしたものですが、何という言葉で検索した結果かわかりますか? 女性のショールがたくさん並んでいますが、その中に見慣れた画像が一枚。ページをスクロールしていくと、やはり延々とショールが並びますが、数十枚の中に1枚くらいの頻度でビールのラベルが出てきます。 そのビールは「GARGERY23 Xale(ガージェリー・トゥースリー・エックスエール)」。 GARGERYは現在5種類の...

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2015年05月25日 ノスタルジアはほどほどに
別所です。今回は少し柔らかめな感じで。 私が2007年にビアスタイル21社を離れて、今春7年半ぶりに復帰したことはすでに書きましたが、戻って、まず印象的だったのは、事務所の中がほとんど変わっていないこと。多少、打ち合わせテーブルの位置が変わったり、パソコンが新しくなっているものの、ちょっとした貼り紙があの時のままだったり、キャビネットの中に2007年当時のものがそのまま詰まっていたりして、なんだかタイムスリップした気分でした。 まあ、少人数でやっていた...

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