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【along with her story】絵画アーティスト ANNA RED

GARGERYが似合う大人の女性アーティストにスポットを当て、リュトンを片手に、思い思いのストーリーを語っていただいています。中野新橋のBAR小春日で絵画アーティストのANNA REDさんにお会いしました。

―こんにちは!よろしくお願いします。

感覚を自由に、そして海外へ

―ANNA REDさんは絵画アーティストとしてどのような活動をされているのでしょう?

「ファンタジーとリアリティを混ぜたような作風で、キャンバスにアクリル絵の具を使って作品を描いています。また立体作品も時々手掛けます。昨年末は壁画も制作してみました。料理やDIYと同じような日常生活のひとつとして、思いついた物を好きな時に自由に作っています。国内外での個展と、海外でのストリートパフォーマンスが、私のアートをじっくりご覧いただける機会になっています。」

 

―海外のストリートパフォーマンスですか!

「初めてのストリートパフォーマンスはNYでした。最近、10年前にあなたの絵を買いましたと、Instagramで少年から連絡がきました。NYでのストリートパフォーマンス以降、絵を持って他の国々を旅したり、オーストラリアに拠点を置いたり、色々な活動を続けてきた後の、タイムカプセルのような贈り物でした。積み上げてきたものがここにあるのだと実感できる出来事の一つでしたね。」

「オーストラリアには、アーティスト仲間と夏の3ヶ月過ごしながらストリートパフォーマンスをする生活のために、コロナ渦を除いて10年程毎年通っています。道端に出れば、面白い出来事が山のように降ってきます。訪れるお客様や、ストリートアーティストの仲間達ともっと話したいと思い、気付けば日常会話程度の英語を習得していました。ストリートでは制作風景をお見せしながら、実際のところ8割はお客様と作品についてのおしゃべりを楽しんでいます。」

「ストリートパフォーマンスカルチャーのあまりない日本でも、アートを自由に楽しめる場所で絵を展示したいと思い、ギャラリー以外にもカフェやバーなどでお客様に気軽に作品を見ていただける展示会を開催しています。カジュアルにアートのある空間を楽しんでいただきたいです。」

最後に手に残ったのはアートだった

―そのような活動を始めるようになったのは、どんな経緯からなのでしょうか?

「父が転勤の多い仕事のため、日本国内を転々として育ちました。一人で過ごすことが多く、創作が遊びの幼少期を過ごしました。ただ、アートで食べていくなんて難しいとも感じていたので、学生時代はよく勉強していました。親の勧めもあり、目の前にある事をただ一生懸命にやっていました。そして、高校卒業後は、何か資格をと思い歯科技工士になるため、専門学校へ進学しました。医療の研究と技工物(入れ歯とかセラミックの歯など)を作る事がとても楽しくて、国家試験を経てこれは天職だと思い、東京の歯科材料メーカーへ就職しました。でも、思い描く私の未来と違うと感じて2年で退社しました。当時は学んできたこと全てを捨ててしまったような気がしましたね…。」

「そんな頃、スカウトをきっかけにモデルを中心に芸能活動をはじめることになりました。その後、より自分にしか出来ないことはなんだろうと追求して、アーティストとしての活動も公に始めることにしました。結局、身一つと幼少期好きだったことだけが自分の手に残りました。そこから11年の活動経て、捨ててしまったと思っていた経験も合わせて、私の人生としてすべて纏まってきたように感じています。」

気持ちの純度の高い作品を

―アーティストとして大切にしていることを教えてください。

「“自分は何が好きなのか”それを見つけるまでに時間がかかりました。私の作品は自分の人生を元に描いています。何が楽しかったのか、何に心を動かされたのかを大事に覚えておいて、その時イメージしたものをモチーフにしています。あと、オーダーはあまり受けつけていません。単純に期限があるとプレッシャーを感じます(笑)。それよりも自分が描きたいと思った時に自由に筆を取った、気持ちの純度の高い作品を皆さんに見ていただきたいと思っています。」

「今年はいろんなことにチャレンジしたいと思っているので、いくつか予定があり、大きなイベントとして、2024年11月には個展を予定しています。告知はInstagramとX をベースにしていきます。自由と幸せが欲しかった私は、アーティストになって初めてそれが叶えられたと思っています。いつの間にかもう夢は叶っている。これがこれからもできる限り長く続けられればいいなと願っています。」

ワクワク、楽しく

「お酒は、友人と話をしながら飲むのが1番好きです。いつも会う友達、久々に会う友達、初めて飲みに行く友達。いつもワクワクしながら出かけます。お店の雰囲気と合わせて、思い出の味を作りたいです」。

「場所で言えば、心地いい気温のルーフトップバーの夜が好きです。開放的な気分でお酒を飲むと、気分が上がり、アートへの想像が膨らみます。そもそもお酒が大好きですしね。楽しい場所にはいつもあるような、そんなイメージです。」

―今回のインタビューは、こちらのお店での個展がきっかけですよね。

「今日の撮影場所、ここBar小春日で、3月に個展をしました。お酒を飲みながら『小さな世界』と題して、3つの世界を表現した作品を、お酒と共に楽しんでいただく企画だったのですが、ここで出会えた常連様や、私のお客様同士など、新しい出会いの場ともなって、色々な環境がコラボレーションし、とても面白い展示会となりました。」

「ガージェリーは、オシャレなお店に置いているイメージです。小春日で知ってから2軒ほど、メニューにガージェリーのあるBarに行ったことがあります。暑い日にはペールエールのような爽やかなフレーバー、ゆっくり飲みたい時はスタウトなんかを飲んでみたりして。幅広いテイストの中から、その時の気分で好きなフレーバーを選べるのがいいですね。」

 

ANNA REDさんSNS

Instagram
https://www.instagram.com/annaredart/

X (旧Twitter)
@ANNAREDart
@JOANNAREDdeGO

協力:BAR 小春日   (中野新橋) ガージェリー瓶4種が楽しめる素敵なバーです。

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