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【along with her story】ミュージシャン 沖有理

GARGERYが似合う大人の女性アーティストにスポットを当て、リュトンを片手に、思い思いのストーリーを語っていただいています。今回は、ミュージシャンの沖有理さんに、ご自身が経営されているお店、Bar Träumerei(バートロイメライ)でお話をうかがいました。

―こんにちは、沖さん。いつもガージェリーをご愛顧いただきありがとうございます!今日はいつもと違って客席側についていただき、お話をうかがいたいと思います。よろしくお願いします。

「よろしくお願いします!」

すべてが音楽活動の一環

―さて、沖さんはどんなジャンルで活動されているのでしょう?

「主にクラシック系の歌を歌う活動をしていますが、ジャンル関係なく歌いたい曲を歌っています。」

―活動はどんな形でされているのですか?

「コンサートの企画や出演すること、オペラに参加すること、所属している合唱団の活動、そして、この音楽バーを経営することも、私の中では音楽活動の一環なんです。バランスを考えて計画しないと歌の活動とバー経営が共倒れする可能性があるので、詰め込まないように、もぅ歳ですし…(笑) 気をつけてます(笑)。」

コンサートホールを借りての自主企画コンサート

いろいろ音楽、ずっと音楽、どっぷり音楽

―音楽活動を始めたきっかけは、どんなことだったのでしょう?

「最初の音楽経験は、子供の頃習わせてもらっていたピアノですかね。あと中学の吹奏楽部、高校卒業後は音楽学校へ行って2年間音楽理論や歌の実技、アンサンブルなどの授業を受けました。クラシックの声楽とはまだ出会ってなくてこの時歌っていたのはポップスやジャズなんですよ。その後は多数のアカペラグループが所属するプロダクションに入り3年間ほど活動していました。この時、全国いろんなステージを経験させてもらいましたね。雪山の特設ステージ、荒れ狂う船中、手のひらぐらい大きな蛾がステージの照明に飛び込んでくる山中の夏祭り…、ほんといろんな所で(苦笑)。」

「と、なかなか過酷な現場もたくさんありましたが、歌手冥利につきる大切な経験もしました。プロ野球のオープン戦で国歌斉唱したことです、3万人の観客の地響きする歓声を受けたこと。これは一生の宝ですね。」

「それから友人と組んだヴォーカルピアノデュオでピアノと作曲を担当して、その時、神戸から東京に上京してきました。この時20代後半です。そして、声楽の世界にのめりこみはじめたのは30歳を超えてからなんです。30歳迎えた時にやっぱりやりたかったことやろう!と声楽教室をネットで検索してレッスンに通い始めました。それから今現在も声楽の世界にどっぷり浸かってしまっています。」

声楽教室の門下による「フィガロの結婚」公演

自主企画コンサート モーツァルト

―ミュージシャンとして大事にしていること、心がけていることはどんなことでしょう?

「音楽は学問であること、は忘れずに心に留めてます。個性や芸術性は滲み出てくるだと信じて日々基礎技術の訓練を日々淡々とやってます。なかなか上達しませんが(笑)。音楽に限らず全てのことだと思いますが、楽しむための勉強と訓練、大事ですよねー。」

―これからの活動をご紹介ください。

「ソロで歌う企画は不定期的にお店でやったり、たまにはホールや音楽サロンをお借りして開催してます。近々はバー トロイメライ開業記念コンサートをやる予定です!」

バー トロイメライ開業5周年記念コンサート

2023年6月18日(日) 開場14:00 開演14:30

@西新宿ガルバホール

詳細は バー トロイメライ ホームページ

「所属する合唱団Icola Ensembleいこらんのコンサートも秋に開催します!ひたむきに音楽に向き合っている尊敬できるメンバー達と歌えるのは本当に喜びでなんです。ロッシーニの大曲に挑みます!」

2023年11月18日(土) 夜公演 @浦安音楽ホール

詳細はIcola EnsembleいこらんTwitter

「そして、2023年12月上旬の予定で、カンボジアと日本友好70周年記念企画。アンコールワットでのオペラプロジェクトに参加する予定です。」

カンボジアオペラプロジェクト2023

~ オペラ『蝶々夫人』をカンボジアで ~

http://www.ai-mezzosoprano.com/news/detail/id=105

音楽の神様、お酒の神様、素敵なご縁をありがとう

―さて、今度はお酒の話をお聞きします。お酒はどういう時に召し上がっていますか?

「休みの日は外食が多いです。美味しい食べ物と美味しいお酒は休日の必須です!!そして、コンサート後は絶対に打ち上げ!一杯目はやっぱりビール!欠かせないです。だいたいいつも飲みすぎてしまうので次の日はスケジュール緩めにしておかないとです(笑)。」

―そして、当店でお取扱いただいているガージェリーについてお聞きします。

「ガージェリーとの出会いはバーでした。やはりグラスの美しさにまず目を惹かれました。」

「大人の空間に溶け込む美しいデザインで一目惚れです。それで、飲んでみたら上品で風味豊かな味に感動!それから働いていたバーでも扱うことになり長年お付き合いさせてもらっています。私にとって普段の疲れを癒してくれるビールであるし、スペシャルなご褒美ビールでもあります。」

―当店の紹介をお願いします。

「クラシック音楽を楽しんでいただくというコンセプトのもと開業しました。音楽家、音楽を愛する皆様とのご縁を繋ぐ場になればいいなぁと思っています。」

「私も実際お酒と音楽が繋いでくれたご縁で、2019年にカンボジアでオペラに参加したり、2020年はイタリアに歌のレッスンを受けにいきました。とても刺激的で大切な経験です。音楽の神様お酒の神様、素敵なご縁ありがとーっていつも感謝してます(笑)。」

Bar Träumerei(バートロイメライ)

〒160 -0021 東京都新宿区歌舞伎町1-27-2 ピア新宿4F

ホームページ https://www.bar-traumerei.com/

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