BLOGガージェリーブログ

【along with her story】ミュージシャン Kanami

GARGERYが似合う大人の女性アーティストにスポットを当て、リュトンを片手に、思い思いのストーリーを語っていただいています。東中野のワインバーLievreでJAZZシンガーKanamiさんのお話をうかがいました。

聴いて、観て、溜まったエネルギーが溢れ出てきた

「JAZZとの出会いは、高校生の時でした。当時コンピレーションアルバムが流行っていて、母親が何気なくJAZZボーカルの曲を集めたCDを買ってきたんです。そこから色んなジャズ・ボーカリストの曲を聴くようになりました。海外への憧れも膨らみ、遠い夢のような世界でした。中でも、自分の中で影響力が最も高かったのは、ボーカリストでありピアニストでもあるダイアナ・クラールですね。自分には到底出せないような低音のハスキーボイスがカッコよくて。来日した時はラッキーなことに、ライブ会場の最前列で彼女の演奏を聴けたんです。その時はチケットを取ってくれた母親のクジ運の強さに感謝しました(笑)。ダイアナの選曲やアレンジは、今でもインスピレーションを与えてくれる存在です。」

「JAZZへの憧れや、「歌いたい!」という気持ちは常にありました。でも、「JAZZは大人のもの」というイメージがあって。自分のような人生経験の少ない未熟者が歌ってはいけないと思ってたんです。だからなんとなく、「50歳になったらJAZZを歌う」と決めていました。50歳になったら、きっと酸いも甘いも知って深みのある歌が歌えるのかなって。でも、転機になったのは20代後半。知り合いがたまたま連れて行ってくれたライブセッションをきっかけに、JAZZの世界に踏み込みました。自分としては予想外に早いスタートだったんですが、今考えると遅いスタートですよね(笑)。実際に歌い始めると、それまで溜まってた「歌いたい!」というエネルギーがブワっと溢れていくのを感じました。」

阿部篤志さん(pf)と、ライブハウスin“”にて

嘘のないことばを、自分の声で

「JAZZの好きなところは、「個」を尊重するところ。同じ曲でも、歌う人・演奏する人が違うと全然違うものになる。それなら、私にしかできないこともきっとあると信じて歌っています。だからこそ、嘘のない「ことば」、本心・本音で歌うことを心がけています。どんなに練習した曲でも、その時の自分の心に沿わないものは選ばないようにしています。自分の口からするっと、会話するように歌が歌えるようになるのが目標です。外国語でも、何らかのかたちでメッセージが伝わるといいなと思っています。」

早川由紀子さん(pf)と、ライブハウスStringsにて

「ボーカルはその人の身体自身が楽器なので、自分の声や個性を褒められた時が一番嬉しいですね。実は昔は、録音した時の自分の声が嫌いだったんです。他人の声が羨ましくて真似のようなことを無意識にやっていたこともありますが、自分の身体をちゃんと知って、自然な響かせ方を追い求めることで、本当の自分の声を受け入れられるようになったかなと思います。そういう意味でも、JAZZは自分と向き合うための終わらない道なんだな、って思います。例え一般的な綺麗さとか、整えられた美しさから外れてしまう時も、自分が信じた「自分らしさ」なら受け止めてくれる、そんな大きな愛をJAZZから感じますね。JAZZという大きな存在の端っこで、JAZZに触れられることをいつも嬉しく思います。」

前原孝紀さん(g)、カイドーユタカさん(b)と、Bar Vertにて

外飲み大好き!

「最近はこんなご時世なので外飲みの機会が減ってしまっていますが、外飲みが大好きなんです。元々家で飲んでいるのが好きな方だったんですが、ここ、Lievre(リエーブル)に出会って色んな人と話す楽しさを知ってからは、外飲みがメインになりました。女性一人で気軽に入れるところが魅力だし、常連さん達と顔見知りになってからは「この曜日のこの時間にはあの人がいるかな?」と読めるようになりました(笑)。初対面のお客さんでも短時間で仲良くなれるのはこのお店の雰囲気があってこそですよね。10代の頃憧れてた「おしゃれなバーで一人で飲む」っていうことがいつの間にか叶っていました(笑)。早くコロナが収束して皆で楽しく飲める日を心待ちにしています。」

Bar PORTOでの再会

「GARGERYは、出演させていただいているBar PORTOでも飲めるビールでとても馴染みの深い存在です。GARGERYとの出会いはJAZZを始めるもっと前、どこのお店だったか忘れてしまったのですが偶然見たグラスの形状がオシャレでとても印象的でした。」

「PORTOでGARGERYと再会した時はとても嬉しくて、海外のビールだと勝手に思っていたので、日本のビールだと知った時は驚きました。そしてそのブログで紹介していただく日が来るなんて・・人生何が起こるか本当にわかりません(笑)。GARGERYは今や私にとって、ひと仕事終えた時に飲む、自分を解放してくれるビールです。」

下梶谷雅人さん(g)、吉川大介さん(b)と、 Bar PORTOにて

Kanami YouTube チャンネル

https://youtube.com/channel/UCx2gxMbukWFNVj9C-7E1Xvg

Lievreの店主、石牟礼さんと

撮影協力:「Lievre (リエーブル)」(東中野)

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