- 2013年01月21日 酵母 – ビール醸造の神秘を司る
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昨年来、「プレミアムビールができるまで」と題して、ビールの醸造工程をブログで紹介しています。 初回「主役のモルトはフランス産」でクイズを出しましたが、ビール造りに欠かせない4つの原材料を覚えているでしょうか。そう、 モルト(麦芽) ホップ 酵母 水 ですね。どれも大切な役者たちですが、ビール会社ごとに差が出やすいものがあります。アルコール発酵の主役「酵母」です。 顕微鏡で覗いた酵母の姿です。ビール酵母は「Saccharomyces cere...
- 2013年01月10日 JESSE JAMES 福生店 – 巨大ステーキとバーボンでアメリカンな夜
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2013年最初の「ガージェリーを飲むならこのお店」はガッツリいきましょう! JJ福生こと、「JESSE JAMES 福生店」(ジェシー・ジェイムズ)さんの肉汁滴るアメリカンビーフのリブアイステーキ、800g。昨年末のうちの会社の忘年会でいただきました。見るからに旨そうですねぇ~。はい、実に旨かったです。 デカいほどうまい! 仲間とシェアするのがコツ JJ福生さんへ行ったらとにかくステーキを頼みましょう。それも、できるだけ大きな塊で頼むのがより美味しく...
- 2012年12月30日 5年熟成GARGERY23のお味は…
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昨年2011年末、GARGERY23 Wheatの4年熟成品を試飲したレポートを記事にしました。 そして、「まだまだいけるぞ!」という主旨のコメントを書きました。 >> 飲んでみました - 4年熟成のGARGERY23 Wheat お待たせしました。今年も飲みました。 当然ながら熟成期間は1年延びて、ついに5年熟成!さて、如何なる香味に進化、あるいは退化したのか。ドキドキ、ワクワクです。 5年熟成 GARGERY23 Wheat 昨年同様、熟成品と...
- 2012年12月25日 ビール仕込の最終段階 – ワールプールと麦汁冷却
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シリーズ「プレミアムビールができるまで」…7回目の今回は、お茶の写真からスタートです。この写真、湯呑みに入った茶葉を撮っているのですが分かりますか? 湯呑みの底の梅の絵が邪魔していますが、黒い粒のように見えるのが茶葉です。 上段の写真は湯呑みの中をかき混ぜた状態で、茶葉が回っています。しばし後の写真が下段。回っていた茶葉が湯呑みの底、中心部に近いところに集まっています。皆さんも経験があると思いますが、液体を回転させると固形物は中央部に集まって沈殿しま...
- 2012年12月17日 ホップと麦汁はお熱いのがお好き – 大迫力の麦汁煮沸
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「ビールを沸かすんですか? だって生ビールって言うじゃない…」 大丈夫、ここではまだビールではなく麦汁です。生ビールかどうかとは別問題。メーカーやブランドを問わず、ビール造りには煮沸工程があります。 前回の記事「一番搾りと二番搾り - 麦汁濾過」で、ビールの前身となる麦汁が濾過されてきましたが、煮沸工程でいよいよホップの登場です。 麦汁を煮沸する主たる目的は「ホップと出会うため」だと考えてください。他にも目的はいろいろとあるのですが、細かく書くとキリがな...
- 2012年12月10日 白金「BAR epice」 – バーを彩るフレッシュフルーツのカクテル
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フレッシュフルーツを使ったカクテルは、バーの楽しみの一つ。カクテルを前面に出したバーでは、色とりどりの季節のフルーツをカウンターに飾っていることも多いですね。 「あの○○でカクテルを作っていただけますか?」なんてお願いしてみましょう。 バーで格好良いところを見せたい男性諸君、そんなスマートなオーダーができたら、傍らの女性も惚れ惚れ…するかもしれません(笑)。 さて、12月も半ばに差し掛かり、街はもうクリスマス一色。この時期のフルーツの主役といえば…そう...
- 2012年12月06日 一番搾りと二番搾り – 麦汁濾過
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キリンのヒット商品「一番搾り」。 どこかプレミアム感があるネーミングですね。ところでこの「一番搾り」、何が一番で、何を搾るのか、ご存知ですか?今回は、その一番搾りにまつわる工程を紹介します。搾り、搾りと言いますが、実はあまり搾りません。 前回の記事「ビールと化学 - 糖化で決まるビアスタイル」で、糖化が終わった醪(もろみ)が出来上がりました。次は煮沸工程へと進むわけですが、その前に、モルト粕などを取り除かなければなりません。それが「麦汁濾過」と呼ばれる...
- 2012年12月03日 紅葉の京都でガージェリーを飲む – Bar orange
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2012年11月26日、久しぶりに関西方面へのセールス活動に出かけました。前回関西へ行ったのは2011年4月のことですから、1年7ヶ月ぶりの訪問となります。 >> 神戸のイタリアンバル「Berry Berry」 – 東海道飲み歩き #1 >> 大阪のバー「white L」&「Tazmi」 – 東海道飲み歩き #2 今回も目的はいろいろとあったのですが、その一つが京都唯一のガージェリーお取扱店として、今年1月からご縁ができた「Bar orange」(オ...
- 2012年11月30日 ビールと化学 – 糖化で決まるビアスタイル
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プレミアムビールができるまでの第4回。「読む工場見学会」は仕込工程に入ります。 前回紹介したモルトミルの工程で、仕込の原料となる粉砕モルトが出来上がりました。いよいよこれが仕込装置に投入されます。簡単に、これまでの記事を振り返りましょう。 主役のモルトはフランス産 ビール造りの主役、モルト(麦芽)のあれこれ ホップは箱入り娘、ホップ畑は男子禁制 ホップの花言葉は「不公平」、男性はとことん疎まれます… ビール造りのはじめの一歩 - モルトを粉砕し...
- 2012年11月25日 ビール造りのはじめの一歩 – モルトを粉砕します
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「プレミアムビールができるまで」の第3回です。いよいよビールの製造工程へと進みます。 …と言っても、今回はモルト(麦芽)を砕くだけの話。ですが、それなりに奥は深いのです。モルトを砕く装置(モルトミル)について詳しく解説しましょう。 近頃は「工場萌え」という言葉があり、メカメカしい工場の外観に魅力を感じる愛好家が増えているそうですが、生産現場に長年携わってきた私の立場で言わせれば、まだまだ甘い。もう一歩踏み込み、工場内部の設備一つ一つの細部まで愛でること...
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