前回のプレイバックPart1に続き、今回は、これだけは知っておいてほしい!…GARGERYのブランドストーリーに関する記事のプレイバックをお届けします。
「GARGERY」、「ESTELLA」は人の名前
「GARGERY」(ガージェリー)ってどういう意味なんですか?…というのは良く聞かれる質問ですし、GARGERYブランドストーリーの基本中の基本です(笑)
「GARGERY」は、英国の作家ディケンズの小説「大いなる遺産」に出てくる登場人物の名前、ジョー・ガージェリーに由来します。エールの故郷である英国の有名な小説から名前をいただくことで、GARGERYのブランドストーリーが始まりました。
>> ブランド名はディケンズの小説「大いなる遺産」から
ついでに言うと、エールタイプの樽詰ビール「GARGERY ESTELLA」の「ESTELLA」(エステラ)は、同じ小説の中に出てくる主人公ピップの生涯憧れの女性の名前です。ちょっと素敵でしょ。
>> エールを超えたエール – GARGERY ESTELLA
ところで、「大いなる遺産」の中でジョー・ガージェリーの職業は鍛冶屋なのですが、それがGARGERYのマークにつながります。
GARGERYのマーク – ケルトの鍛冶神「ゴブヌ」
お馴染みリュトン・グラスの台座の底面や壜ビールGARGERY23のラベルにデザインされているマークは、ケルトの鍛冶神「ゴブヌ」をイメージしたものです。
>> ケルトの鍛冶神「ゴブヌ」はエールを醸造した
GARGERYのフラッグシップであるスタウトの生まれ故郷アイルランド。彼の地に縁があるケルトの神話からブランドマークの素材を得ているのです。そしてその神が、宴を司るエール醸造の名手となれば言うことなしじゃないですか。
「ルーン」が醸す妖しい世界
リュトン・グラスの表面やGARGERY23のラベルには、何やら妖しげな文字が刻まれています。これは、古代ヨーロッパの魔術文字「ルーン」です。このルーン文字で、GARGERYのコンセプトである「ビールの元型」を求める思いを表現しています。
>> 古代ヨーロッパの魔術文字 – ルーン
そして真打 – リュトン・グラス
GARGERYブランドを語る時に絶対にはずせないアイテム、それがリュトン・グラスです。古代の酒器「角杯」を現代に甦らせた独特のデザインは一度見たら忘れることはありません。GARGERYの名前は忘れられても、リュトン・グラスを見ると皆さん「ああ、あのグラスね…」と必ず思い出してくれます。
>> 古代の酒器に思いを馳せて – リュトン誕生秘話
>> リュトン・グラスに関する記事をまとめました
いかがですか、GARGERYブランドに秘められたこれだけのストーリー。一杯のエールを飲みながら、私たちがGARGERYに込めた思いを感じ取っていただければ幸せです。
GARGERYのビールに対するこだわり、ブランドストーリーに関する記事のプレイバックを2回に分けてお届けしました。新しい読者の方に読んでいただきたい記事はまだまだあるのですが、またそのうちにプレイバックPart3、Part4としてお届けします。お楽しみに。