BLOGカテゴリー: ブランド・ストーリー
-
2010年12月30日
365日 年中無休 – 年末年始もガージェリーの出荷は続く
-
GARGERYは365日営業、年中無休です。何故かって? ビールのコンディションの変化には、日曜日も祝日も、お正月もお盆も関係ないからです。年末は31日まで、年始は1日から、樽詰、出荷は毎日続きます。
こだわるならば徹底的に
ビールで一番大切なものはコンディションである・・・と書きました。ビールは容器に詰めた途端に酸化が始まります。つまり香味の劣化が始まります。だから、ご注文をいただいたその日に樽詰し、翌日にはクール便でお店にお届けするという仕組み...
>> 続きを読む
-
2010年12月05日
古代ヨーロッパの魔術文字 – ルーン
-
GARGERYのリュトン・グラスに浮かび上がるこの妖艶な文字・・・これが古代ヨーロッパの魔術文字「ルーン」です。最近では「ハリー・ポッター」にも登場しますので、聞いたことがある方も多いと思います。
リュトン・グラスに描かれた以下の文字列、実は、ルーン文字で「GARGERY」を表現しています。
ルーン文字とその意味
ルーン文字(Runic alphabet)は、1世紀から中世末期にかけて碑文などに残され、ヨーロッパ大陸やその周辺地域で広く発見され...
>> 続きを読む
-
2010年11月26日
ケルトの鍛冶神「ゴブヌ」はエールを醸造した
-
GARGERYのシンボルマークをご存知でしょうか。壜のラベル、リュトン・グラスの底面、このブログのデザインの中でもあちこちに登場するこのマークです。これはケルト神話に出てくる鍛冶神「ゴブヌ(Goibhniu)」をかたどったものです。
ゴブヌとは、
アイルランドの鍛冶神で、ダーナ神族の一員。彼は、その魔法の槌を三振りするだけで完璧な剣や槍を作ることができた。モイトゥラの二度目の戦いの直前に、フォヴォリ族の密偵が、いかにしてそのような立派な武器を作る...
>> 続きを読む
-
2010年11月18日
職人技に頼ったリュトン・グラスの製造工程
-
デザインのイメージは出来上がったリュトン・グラスでしたが、それを実際のモノとして造り上げる過程は、それはそれでまた一苦労でした。
まずは素材の選定。グラス部分は当然硝子なのですが、台座部分を何で造るか。木製、金属製、硝子製といろいろな素材を使って試作しました。
上の写真はその試作品の一部です。素材ごとに、外観、コスト、扱いやすさ、それぞれ一長一短があります。議論の結果、最終的に硝子で造ることになりましたが、グラスと台座が硝子同士の組合せというこ...
>> 続きを読む
-
2010年11月12日
古代の酒器に思いを馳せて – リュトン誕生秘話
-
GARGERYのグラスは独特の形をしています。私たちはこのグラスを「リュトン(rhyton)」と呼んでいます。日本語では「角杯(かくはい/つのはい)」です。
GARGERYは当初、樽詰ビールだけの発売でした。樽詰ビールにはお客様の目に触れるラベル、壜などがありません。普通のグラスに注がれてサーブされてしまうと、その時点でパッと見ただけでは何のビールだか分からなくなってしまうのです。
知名度の高い商品ならば問題ないのですが、何と言っても全くのゼロから立ち...
>> 続きを読む
-
2010年11月08日
ブランド名はディケンズの小説「大いなる遺産」から
-
「GARGERY」ってどういう意味なんですか?と、よく聞かれます。実は「GARGERY」は人の名前です。英国の作家、チャールズ・ディケンズ(1812-1870年)の小説「大いなる遺産」(原題:Great Expectations/1860年作品)の登場人物です。
新商品のブランド名を検討したのは、2002年12月のGARGERY発売開始に先立つ2002年5月から6月にかけて。その過程で、それはそれは多くの候補名が出てきました。意味のある言葉、勝手な造語、...
>> 続きを読む