BLOGカテゴリー: ブランド・ストーリー
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2019年10月09日
ひとつの信条、ふたつの“かたち”
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時々お客様から、瓶のガージェリーの中味を樽に詰めたのが、ガージェリー・スタウトとガージェリー・エステラなのかという質問をいただくことがあります。多くのビール会社は同じ中味のビールで瓶商品と樽商品をラインナップしているので、無理のないことではあります。ただ、醸造所でタンクから容器に詰めた後の時間と環境についてこだわりを持ったガージェリーは、瓶商品と樽商品の中味を敢えて変えています。いや、変えているというよりは根本的に成り立ちが異なる商品なのです。
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2019年08月19日
やさしく、たしかな、証。
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Instagramをはじめとして“映え(バエ)”に重きが置かれる昨今、GARGERY専用オリジナルグラスの「リュトン」についてご質問をいただくことが多くなっています。モノとして、それを欲しい、という話が多いのですが、私たちビアスタイル21として、GARGERYとしては、「モノを所有する」ことより、その背景にある「素敵なことに想いを致す」ことを楽しんでいただきたいと思っています。
単独では立てることのできない角杯型のグラス。それを受け...
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2019年07月24日
はじまりの前の言葉
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2019年7月25日に、株式会社ビアスタイル21は設立17周年を迎えます。
弊社及びGARGERYを支えていただいているお客様、お得意先様、関係者の皆様に深く感謝いたしております。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、弊社は2002年の同日に大手ビール会社の社内ベンチャーとして設立されました。その5年後の2007年に同社との資本関係を解消しましたが、そこから数えても約12年になりました。さすがに「昨日のことのよう...
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2019年05月05日
撮りたいのはビールじゃない
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ガージェリーの公式SNSをご覧いただいたお客様から「プロのカメラマンが撮影されているのですか?」と嬉しいご質問をいただくことがあります。実のところ使用している写真のほとんどは弊社社員自ら(つまり私です)がお得意先にお邪魔した際に撮影させていただいたものです。
私が大手ビールメーカーで働いていたとき、商品の写真を撮るのに相当の労力をかけているのを見てきました。特に、グラスやジョッキに注がれたビールの写真は、いかに泡を綺麗に見せるか、き...
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2019年03月22日
王冠をいただきたい
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ガージェリーと言えば、専用オリジナルグラスの「リュトン」を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。ガージェリーの名前を思い出せなくても、リュトンの形は記憶に残っている、という方も多いでしょう。
リュトンがガージェリーの「顔」であると言っても過言ではないのですが、これが、とても個性的であるが故に、飲食店様それぞれの考え方で、敢えて他のグラスを使用される場合もありますし、スペースやオペレーションのご都合上、どうしても使用が叶わない場合もあるのが実情で...
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2019年01月22日
「23」の次にあるもの
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お気づきになったでしょうか?
瓶のガージェリーのラベルが少し変わったことを。
早いお店では昨年の初夏から新しいラベルのものがお客様に提供されていました。そろそろほとんど全てのお店の在庫が新しいものに切り替わっているものと思います。
新しいラベルのガージェリー瓶。
おそらく言われなければお店の方でさえ気づかない違いかもしれません。
旧ラベルのガージェリー瓶はこれです。
答はすでにこの文章に内包されているのですが、旧ラベルでは「GARGER...
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2018年02月12日
ガージェリーのコクサイカ
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時々「ガージェリーは海外に輸出しないのですか?」というようなことを聞かれます。答は「まったく考えていません。」ということになります。樽商品も瓶商品も、醸造所から飲食店へ冷蔵便で直送することを大事なブランドの約束としているガージェリーですので、コンセプト上・品質上の大きな妥協をするか、もしくは海外の醸造所で新たに委託製造を始めるか、ということになります。前者はあり得ないですし、後者に手をつける前に、国内でやるべきことがまだまだあると思っています。
そういう...
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2017年12月30日
新しい2018年へ踏み出そう
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2017年が終わります。
何度か書いてきたように、2017年12月は弊社とGARGERYにとってひとつの節目です。GARGERYが初めてビールを世に出したのが2002年12月ですので、ちょうど15周年ということになります。
いつの時代もいろいろ変化は起こっていますが、この15年で何が変わったかと言えば、人々のコミュニケーション方法と情報の流れの変化は劇的だったのではないかと思います。15年前にはすでに携帯電話は普及していましたが、道行く人の大半がス...
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2017年10月21日
リュトンとともに生きていこう
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GARGERYのオリジナルグラスを「リュトン(rhyton)」と呼んでいます。これは日本語では「角杯(かくはい/つのはい)」であり、つまり動物の角(つの)を利用した飲酒用の杯を模したグラスということです。
ビールのブランドグラスとしては極めて個性的であり、「ガージェリー」というブランド名を覚えていなくても、「あのグラスのビール!」と、グラスの形で覚えていらっしゃる方は少なくありません。まさしくGARGERYの顔になっています。
この「リュトン」が生み出...
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2017年07月25日
15年の約束と、二人での再起動
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本日、2017年7月25日、
株式会社ビアスタイル21は、設立15周年を迎えました。
二人が出逢って始まった
ご存知の方もいらしゃると思いますが、弊社はもともとキリンビール株式会社の社内ベンチャーとして設立されました。
新しいブランドのビールを開発し、新しいビジネスモデルで事業化する、というミッションを持った企画担当者の社内公募が発端で、その中で選任されたのが、現在も社長 兼 醸造責任者を担っている佐々木正幸であり、マーケティング責任者をしている別所...
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