2019年7月25日に、株式会社ビアスタイル21は設立17周年を迎えます。
弊社及びGARGERYを支えていただいているお客様、お得意先様、関係者の皆様に深く感謝いたしております。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、弊社は2002年の同日に大手ビール会社の社内ベンチャーとして設立されました。その5年後の2007年に同社との資本関係を解消しましたが、そこから数えても約12年になりました。さすがに「昨日のことのように」ということはなく、あそこから、よくここまで来たなぁ、という気分でしょうか。
創業当時の話は、2年前のブログ記事で詳しく書きましたので、興味をお持ちでしたら、こちらをどうぞ。
私たちのGARGERYブランドに対する想い入れは当時も今も相当なものだと自負していますが、このブランドを生み出す前のステップで、「beerStyle21(ビアスタイル・トゥ・ワン)」という会社を設立することに関しても、想いを言葉にしました。それが、以下2枚の写真です。今あらためて読んでみると、少し青臭くて人前に出すのは恥ずかしい気もするのですが、これが、私たちの「初心」です。ひとことで言えば、「かっこいいブランド」をつくるために「かっこいい会社」をつくりたかったのです。
当時の自分(別所)は36歳でした。アントレプレナーシップに憧れつつ、ビール業界に必要なものは何か、自分たちのミッションは何か、やりたいことは何か、佐々木と二人で激しく意見を交わしながら、収斂させた方向性がこれらの言葉になったのです。大手ビール会社の中で育った『健全な反骨精神』だったと思います。
17年が経過した今、「GARGERY」によって、これらの想いが実現できたかと言えば、正直なところ胸は張れません。「かっこいい」どころか、「どろくさく」「愚直に」っていう言葉の方がぴったり合う気がします。ただ、矢印3番目の“「いつも飲むブランド」ではなくても、「愛するブランド」は?と聞かれたときにお客様が目を輝かせて名前を出してくれる。”の一文については、少しは実現しつつあるかも…とも思っています。
一方で、あの頃はほとんど意識していなかったけれど、今はとても大事になってきていることがあります。それは「継続」することです。1,000店を超える取扱店に対して、安定してビールを届け続けられるか。そして、私たちのGARGERYブランドとビール造りへの想いを次の世代に引き継ぐことができるか。ビジネスとして成長することは大事だし「かっこいい」ことかもしれませんが、これからは続けることの輝きが増してくると思います。それは、ただ同じことを続けるのではなく、時代の移り変わり、環境の変化の中で、変わらない価値を感じていただくために、変えるべきところは変えながら続けるということです。新しい世代を巻き込みながら、凄味を感じる「変わらない」「かっこいい」ブランドを目指したい。
などと想いつつ、beerStyle21(ビアスタイル・トゥ・ワン)、18年目に入ります。
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こころまでを満たすようなビールを届けたい
外飲みを、もっと楽しく、もっと魅力的にしたい
飲み手の人生に寄り添うような存在でありたい
along with your story
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