このブログのタイトルを変更しました。
「We are GARGERY!」
ビアスタイル21社は、大切な時間を彩り心まで満たすようなビール、つまりGARGERYというビールをお届けし、その魅力を伝えるために、日々活動しています。ただ、私たちは極めて小規模な会社ですので、大手の会社のように大々的な広告宣伝をしたり、大きな営業部隊を一斉に動かすことはできませんし、そもそもGARGERYはそういう広め方をすべきブランドではありません。
ならば、どうするか? 我たち自身が動き語って、一人ひとり丁寧に、お店の方やお客様に伝えていくしかない。つまり私たち自身がGARGERYである、という想いを込めたタイトルです。
このタイトルのもと、今まで以上にGARGERYの魅力をお伝えしていければと思います。
リュトンは語る
さて、私たち自身で語ると言いましたが、これまでも書いてきたように、GARGERYというブランドはネーミング、デザイン等に様々なメッセージが込められており、ビールそのものがお客様に何かを語りかけるとも思っています。そして、いくつかの要素の中でも、最も雄弁なのは「リュトン」でしょう。
リュトンを持ち上げたとき、穴の中に見える台座の底に刻み込んである何かに気づき、これはいったい何だろうと、スマホでGARGERYサイトを調べ、鍛冶の神ゴブヌだと知るかもしれません。
そういうブランド然としたことではなくても、例えば、台座の穴に入れないと立たないこのグラスは、きっちりグラスを置けないほど〝お酒に飲まれない〟ようにしよう、と言っているのだな、と思うかもしれません。
もしかすると、何かに迷っている自分に、立ち返るべき場所はどこだろう?と問いかけていると感じるかもしれません。
あなたは、このグラスから何を感じるでしょうか?
台座に置いたリュトングラスを指先で回しながらゆっくり考えてみてください。
最後のひと口こそ
ビールはキリッと冷やして飲む、場合によってはキンキンに冷やして飲むのが美味しいというイメージが一般的ですが、ガージェリーは時間をかけて温度変化による香味の変化を楽しみながら飲んでいただきたいビールです。最初のひと口はもちろんおいしいのですが、むしろ最後のひと口のおいしさをお伝えしたい。そう考えると、最後のひと口の液体をいかに魅力的に見せるか、それが大事だということになります。
四角いガラスの台座に乗ったグラス。その底に残ったわずか数ミリリットルのビール。
なぜ台座もガラスで透明なのか、わかっていただけると思います。
お店の光が台座の中を反射して、ビールを照らします。
そう、最後のひと口が、あなたの前のステージに立っています。