別所です。今回は少し柔らかめな感じで。
私が2007年にビアスタイル21社を離れて、今春7年半ぶりに復帰したことはすでに書きましたが、戻って、まず印象的だったのは、事務所の中がほとんど変わっていないこと。多少、打ち合わせテーブルの位置が変わったり、パソコンが新しくなっているものの、ちょっとした貼り紙があの時のままだったり、キャビネットの中に2007年当時のものがそのまま詰まっていたりして、なんだかタイムスリップした気分でした。
まあ、少人数でやっていた事業が、あの時さらに減って、それでもGARGERYの魅力を伝え広めるという一番大事な仕事を着々と進めてきたわけで、事務所の模様替えなんてことに費やす時間はなかったのです。考えてみると至極当然。
戻ってきた自分にしてみると、それが妙に嬉しかったりして。2007年からそのまま残っているものを引っ張り出してみます。
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まずは、雑誌類。2003年から2005年にかけて営業したGARGERYのコンセプトショップ「GARGERY HOUSE」が掲載された雑誌がどっさり。以前に社長がブログで書いたように、経営的には極めて苦い経験でしたが、ブランドの創出期の甘酸っぱい記憶でもあります。
GARGERY HOUSEで20代後半から30代の女性に、ガージェリー・スタウトというビールを、従来のビールとは全く異なるものとして、全く新しいアルコール飲料として出逢い知って欲しかった。そういう意図をなんとか記事にしてもらおうとしていたわけですが、ああ、この記事はイマイチ、これはサイコー、などと一喜一憂していた自分の浅はかさが、恥ずかしくもあり。
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さて、次に出てきたのは、ちょっとしたお宝。GARGERYブランドのロゴやリュトン、さらにGARGERY23のラベルをデザインしていただいたデザイナーの太田益美さんが、GARGERY HOUSEのために特別に作ってくれた版画です。実際にお店の1階の壁に掛けていました。
これは、この小金井の事務所に置いておくのはもったいないなぁ。家のリビングなんかに掛けると素敵ですよね。いや、ガージェリー・スタウトの飲めるカフェがいいな。
どうしますかね。
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さて、最後は大物、
これです。
これもGARGERY HOUSEの1階に掛けてあったものです。「GARGERYの塔」の写真、渋いですよね。GARGERYサイトのトップページにこの写真の一部が使用されているのですが、わかりますか?あのガージェリー・スタウトは「塔」の頂上なのです。
このパネルに「GARGERY」とだけ書いてあるのであれば、どこかのお店に置いてもらったりもできるかもしれませんが、「GARGERY HOUSE」と書いてあるために、そういうわけにもいかず。大きいので置き場にも困るわけですが、とても廃棄する気にはなれません。
これもどうしますかね〜。
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というわけで、ノスタルジックな気分を楽しみつつ、ただ、いつまでもそうは言っていられませんので、自分が戻ったのを機会に、事務所の整理を始めています。断捨離の男子有り。
おっと、これ、
漫画雑誌の欄外コラムで、有名な漫画家さんが、こんな嬉しいことを書いてくれたこともありました。
ふふ。(仕事が進まない・・・)