GARGERYは365日営業、年中無休です。何故かって? ビールのコンディションの変化には、日曜日も祝日も、お正月もお盆も関係ないからです。年末は31日まで、年始は1日から、樽詰、出荷は毎日続きます。
こだわるならば徹底的に
ビールで一番大切なものはコンディションである・・・と書きました。ビールは容器に詰めた途端に酸化が始まります。つまり香味の劣化が始まります。だから、ご注文をいただいたその日に樽詰し、翌日にはクール便でお店にお届けするという仕組みを作りました。ここまでコンディションにこだわっているビールは日本中どこを探してもないはずです。
酸化の進み具合に日曜、祝日は関係ありません。もちろんお正月も関係ありません。ということで、やるからには徹底的にこだわり、妥協すべきではないと考えたのです。GARGERYの樽詰、出荷は1年365日、完全に無休です。
在庫は熟成タンクの中に
発酵が終わったGARGERYは熟成タンクに移され、ESTELLAで最低60日、STOUTで最低100日の熟成期間に入ります。所定の熟成期間が経過すると、順次製品として使える状態になり、ここから樽詰の日までが製品としての在庫となるわけです。熟成タンクの中は酸素フリー(酸素がない)状態なので、熟成は進んでも酸化は進みません。
普通のビールの場合、ある程度見込みで容器に詰め、それを在庫として持つわけですが、その状態では酸化が進みます。GARGERYが他のビールと決定的に異なる点はここなのです。
熟成タンクの中で大切に保管し、飲食店からのご注文に合わせて即座に樽詰、出荷する。そうすることで、限りなくベストに近いコンディションの樽詰ビールをお届けしているのです。
製造現場の協力があってこそのGARGERY
1年365日、年中無休・・・口では簡単に言えても、実行するとなると大変なことです。GARGERYの製造委託先はエチゴビールさん。最初に相談させていただいたのは2001年。その時からこちらの無理なお願いを快く聞いてくださいました。その後2002年12月のGARGERY STOUT発売以来、1日も休むことなく、樽詰、出荷に対応していただいています。
もちろん今年も、365日無休でした。彼ら、彼女らの協力に感謝しつつ、今年のブログの締めにします。
皆様に美味しいビールを飲んでいただくため、大晦日も、元日も、GARGERYの樽詰、出荷は続きます。
皆様、今年もたくさんのご愛飲ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。