GARGERYが似合う大人の女性アーティストにスポットを当て、リュトンを片手に、思い思いのストーリーを語っていただいています。
東川口の創作カジュアルイタリアン「Trattoria Est portone（トラットリア エストポルトーネ）」でミュージシャンの柳田久美子さんと待ち合わせをしました。
「こんにちは！シンガーソングライター柳田久美子です。」
柳田さんは岩手県盛岡市出身。2001年にシングル『8月の虹』でデビュー。まっすぐな恋愛感情を綴った女性シンガーとして注目を浴びました。その後、ソロ活動、バンド活動を積み重ね、様々なミュージシャンと作品を生み出し、多様な形で音楽活動を続けていらっしゃいます。
憧れの歌い手の元へ送ったテープ
－学生時代のデビューとのことですが、どんな経緯だったのでしょう？
「歌を歌うことが好きで、高校生の時に独学でギターと曲作りを始めました。当時、路上ライブが流行った時期で、私も「ゆず」に憧れて何度か路上ライブを試みましたが、恥ずかしくて出来ませんでした(笑)。」
「でも、せっかく作った曲を誰かに聞いて欲しくて「ゆず」の事務所にデモテープを送ったところ、すぐに事務所の方から電話がありました。デモテープってちゃんと聞いてもらえるんですね(笑)。」
デビュー当時の柳田さん
「そこから岩手在住のままインディーズで活動させて貰って、20歳の時に東京上京と共にメジャーで3年くらい活動させて貰いました。」
「その後は、今もお世話になっているSYNCTWICE（https://synctwice.thebase.in/）というレーベルで作品をマイペースにリリースしてます。」
「新曲は主にオンラインで楽曲配信をしています。最近はアナログレコードが復活してきていますので、LPレコードも出しました。ライブ活動は、拠点にしている東京都内だけでなく地方へもよく行きます。カフェやクラブなど色んな場所で歌っています。」
「あとは、アナ（https://music.apple.com/jp/album/jikanryokou-ep/1452122211）というバンドの曲でコーラスしたり、水戸のインストバンドinweuに作詞と歌唱で参加したり、、、作品作りのお手伝いもしています。」
「ちょっと前ですが、GANGSTA.というアニメでアレックスがバーで歌うシーンがあるんですけどその曲の作詞と歌唱もしたりしました。岡山にある駄菓子屋さんへ駄菓子ソングを作ったりもしてます(笑)。」
エストポルトーネでのライブ
風のように、空気のように、歌いたい
－どんなことを大切にして音楽に取り組んでいらっしゃるのでしょう？
「そうですね。ライブはとにかく楽しみたいし、楽しんで欲しいという事ですかね。私の歌を知らなくても「あ、なんか面白いな」って一瞬でも思って貰えたら嬉しいです。」
「あと、これは凄く難しいのですが、、、なるべく感情を込めて歌わないようにしています。風のように、空気のように歌いたいといつも思っています。」
－これからの活動について、教えてください。
「アルバム出します！！ってずっと言ってるんですが、、、。来年は本当に出します！(笑)。たぶんアナログレコードも！！」
「いつかラップにも挑戦してみたいですね。DJのクラブイベントでライブをするとラッパーの方と対バンする事が多くて、近くでラップしてる姿を観るとラッパーって凄いなぁーって感動します。言葉とリズムが飛び出してくる感じがたまらないです。」
癒やされている、そこにビールがある
－どんなシチュエーションで飲むお酒が好きですか？
「基本的に、ライブの前は喉のために禁酒するので、ライブの後のビールは本当に美味しい！至福です（笑）。」
「あと、友達と公園でお酒を飲む事が好きです。お花見やピクニックですね。もう子供がいる友達ばかりなので、一緒に遊びながらワイワイすると本当に癒されます(笑)！！」
－最近、印象深かった外飲みはありますか？
「今年の春にライブで沖縄に行ったのですが、ぼーっと海を見ながら飲んだビールは美味しかったです。」
「あと、外飲みとは違うのですが、、、 私、仏像が好きで、疲れた時は仏像の本を見ながらビールを飲みます（笑）。ものすごくパワーを貰えて元気になれるんですよ！！」
「ガージェリーは、特別な日にゆっくり味わって飲みたいですね。
先日、こちらのお店、エストポルトーネさんでライブをさせてもらいまして、有り難い事に大盛り上がり！！皆さんからガージェリービールをご馳走してもらいました(笑)。またゆっくりこちらのお店で飲みたいです♪」
柳田久美子さん Twitter: @YaNaKoooo
撮影協力：トラットリア エストポルトーネ（東川口）
