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【along with her story】ミュージシャン 藤田佐奈恵

“along with her story”
GARGERYがよく似合う大人の女性アーティストにスポットを当て、リュトンを片手に、思い思いのストーリーを語っていただいています。

藤田佐奈恵さんはジャズボーカリスト。2003年にお店などで歌い始め、2008年には“日本ジャズボーカル新人賞”を受賞、2枚のCDをリリース。東京、横浜を主に、九州、関西など日本各地でライブ活動を展開されています。月15本前後のライブと、ジャズボーカルアカデミーで講師も務める、エレガントでアクティブな藤田さんにリュトンを傾けながら語っていただきましょう。

場所は六本木のジャスレストラン「サテンドール」です。

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ジャズという光に導かれ生きている

「14歳のときに聞いたヘレンメリルがあまりにかっこよくて、大人の音楽だと感銘を受けました。弾き語りを師事したのち、音大を卒業し、もうそろそろ大人の音楽を歌ってもいい年だろうと、丸山繁雄氏に師事し本格的にジャズを勉強し始めました。その教室の扉をあけた日のことは昨日のことのように思い出されます。
 当時、人生とは暗闇を手探りで歩くようなものだと感じていた私が、ジャズという光に導かれて、何をしても希望と喜びを感じるようになりました。もちろん勉強は苦しいこともありますし、人生の中にはつらい事もありましたが、それでもジャズがある限り、私はいつも幸せと充足感を感じることができました。人生を賭けるべく探していたものにたどり着けたのだと思います。」

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感性を磨き、自分をつくる、一日一日が大切

「音楽技術や知識の向上は当然ですが、それだけでなく、いかにお客様に楽しく聞いてもらえるか、つまりステージングや衣装、選曲など、細部にまで気を配ることが大切です。ただし、自分が楽しいと感じていなければお客様に楽しんでいただけるはずもないので、まずは自分が楽しめるステージを作ること、だと思います。そのためには日々の鍛錬、好奇心、研究心をもって一日一日を大切に過ごそうと思っています。美しいものをたくさん見て感性を磨くことも大事ですね。」

藤田さんにとって、音楽とは何でしょうか?

「音楽とは、宇宙に存在する完全なる美の再現でなければいけないと考えています。だけど、それがなかなか難しい。もっともっと追及していかなければいけない。遠い道のりだなと感じます。」

音楽は、藤田さんの進むべき道を照らし出すものであり、それ以上の何かなのでしょうね。

「私を救ってくれたジャズがきっと人々の心を晴らし、明日の活力を与えてくれるはずだと信じています。」

歌って注意を促す“にゃんこウーマン”

「『ながらスマホ撲滅運動』を行っています。バットマンの真似をしている“バッタモン”と組んで、“にゃんこウーマン”と称し、キャットウーマンの恰好で啓もう活動を行っています。チラシを配ったりブログで書くだけではインパクトがありませんからね。」

「以前、ハロウィンでキャットウーマンのコスプレをし、それをフェイスブックに投稿したところ、前に共演したジェイクイナガキさんがそれをみて、「クオリティが高い!ぜひ一緒に活動して欲しい」とスカウトされたのがきっかけです。もともと、ながらスマホが嫌いで、特に歩きながらと食事中のスマホが大嫌いだったので、その主旨に賛同して一緒に活動することを決めました。しかも彼は、ジョニー大倉さんと演奏していたジャズピアニストなので、二人のパフォーマンスはちょっとした話題になっているんですよ。このユニットでのオファーもきています。先日はマツコデラックスさんの番組でも取り上げられました♪ながらスマホ撲滅運動としても、ジャズライブとしても、“バッタモン”とのコラボライブも今後増やしていこうと思います。」

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妹さんの真紀子さんとのライブも好評ですね。

「定期的に続けている姉妹クラシックとジャズライブがとても好評でして、年末のライブをDVDにて発表したいと考えています。クラシックといっても、気難しいものではなく、耳なじみのある曲や、ミュージカルのナンバーなんかを歌ってもらっているので、普段クラシックを聴かない人にも喜んでいただいてます。逆にサマータイムなどをクラシックとジャズとで歌いわける、というのも聴きごたえがあるようです。」

sanaesis1ok素敵な姉妹ボーカルです!

ジャズとの生活の中にある外飲み

「お酒を飲むのは、外が多いです。仕事の休憩時間や、終わってから。或いは休みの日にもジャズを聴きに行くことが多いので、おのずと外で飲む日が多くなります。」

「良いジャズを聴くとお酒がどんどん進んでしまいます。私にとってジャズとお酒は切っても切れない関係です。でもあまりに圧倒的なステージを聞くと飲むことも食べることも、息をするのもままならないほど没頭してしまうこともあります。クリスチャンマックブライトのコンサートに小曽根真さんが飛び入りしたそれは、興奮しすぎて息ができないほどでした。もちろんお酒も喉を通りませんでした。それなのにそのあとの記憶があやふやで、まさに、お酒ではなく、音楽に酔った夜でした。」

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「ガージェリーは、ちょっと疲れているときなんかに飲むととても染みて疲れがどっと抜ける気がして、好きです。色の濃い食べ物や飲み物は体にいいとよく聞きます。健康オタクな私としてはお酒を飲んで健康になれる気がするので気に入ってます。普通のビールと違って体の芯がほんわり暖まる感じがするのです。」

佐奈恵さんの歌声に酔いたい

「4月7日バースデーライブをサテンドールにて行います。6月には姉妹ライブもあります。それ以外にも今年は挑んでいきたいと考えていますのでぜひブログやフェイスブックでチェックしていただければ、と思います。」

藤田佐奈恵さんのスケジュールチェックはこちらで
>>京女JAZZシンガー藤田佐奈恵の東京生活

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