BLOGカテゴリー: ブランド・ストーリー

2017年03月27日 「あの人がくるまでのあいだ」角田光代~12年前のストーリー
GARGERYは2004年から文章を書くことを生業としていらっしゃる方々に、GARGERYを味わって感じたことをショートストーリーやエッセイとして書き下ろしていただいてきました。30を超える作品の数々は全て別の方に書いていただいていましたが、前回初めて同じ方に2回目の筆を執っていただきました。今や日本を代表する人気作家のひとり、角田光代さんです。 角田さんが直木賞を受賞されたのは2005年。その前年の2004年10月に「あの人が来るまでのあいだ」を執筆い...

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2016年12月12日 数千もの約束
ちょうど14年前の今日、2002年12月12日、第1号取扱店でのガージェリーの提供が始まりました。2001年7月25日に大手ビールメーカーの社内ベンチャーとして会社を設立(※)してから4ヶ月半経過してのことでした。 事業開始当初の商品は樽詰のガージェリー・スタウトだけであり、この濃厚な“黒ビール”を、品質を維持しながら、スタイリッシュでエレガントに提供することを考え、ブランドのスタートとして重要な、最初の取扱店となっていただきたい店に声をおかけしました。...

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2016年09月08日 「いつか旅立つときに」角田光代~12年後のストーリー
GARGERYは2004年から文章を書くことを生業としていらっしゃる方々に、GARGERYを味わって感じたことをショートストーリーやエッセイとして書き下ろしていただいてきました。30を超える作品の数々は全て別の方に書いていただいていましたが、今回初めて同じ方に2回目の筆を執っていただきました。 今や日本を代表する人気作家のひとり、角田光代さんです。 角田さんが直木賞を受賞されたのは2005年。その前年の2004年10月に「あの人が来るまでのあいだ」を角田...

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2016年08月15日 2つの在り方、ひとつの信条
時々お客様から、瓶のGARGERY23の中味を樽に詰めたのが、ガージェリー・スタウトとガージェリー・エステラなのかという質問をいただくことがあります。多くのビール会社は同じ中味のビールで瓶商品と樽商品をラインナップしているので、無理からぬことではあります。ただ、醸造所でタンクから容器に詰めた後の時間と環境についてこだわりを持ったガージェリーは、瓶商品と樽商品の中味を敢えて変えています。いや、変えているというよりは根本的に成り立ちが異なる商品なのです。 ...

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2016年06月29日 ”along with your story” という想い
1年ほど前から当ブログやフェイスブックページの記事の終わりに3行の日本語と1行の英語を入れています。 こころまでを満たすようなビールを届けたい 外飲みを、もっと楽しく、もっと魅力的にしたい 飲み手の人生に寄り添うような存在でありたい along with your story これは、GARGERYブランドの想い、ブランドとしてどうありたいか、ということを、お客様に知っていただくため、また自分達自身が忘れないよう何度も何度も繰り返しているのですが、これ...

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2016年04月18日 ガージェリーの創り手と造り手 ~委託醸造~
ガージェリーのブルーマスター(兼)株式会社ビアスタイル21の社長を務めている佐々木から、今回はガージェリーの製造に関わる話をします。 私たち株式会社ビアスタイル21は、皆さんからはビールメーカーに見えているかもしれませんが、実は自社でビールの醸造設備を持っていない酒類販売会社なのです。つまり、メーカーからビールを仕入れてお客様(飲食店)に販売する酒販店です。 しかし、一般の酒販店と大きく異なる点は、ビール醸造のノウハウ、自分たちが創り出したいビールのレシ...

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2016年03月03日 GARGERYであり続けること
今回は、マーケティング責任者である別所の想いを少し書きたいと思います。長文ご容赦ください。 GARGERYが生まれて13年、環境は変わった。 株式会社ビアスタイル21は、2002年7月にキリンビール株式会社の社内ベンチャーとして誕生しました。そして2007年に同社の資本を離れるまでは、ガージェリー・スタウトとガージェリー・エステラ、たった2種類の樽詰ビールだけ、しかも展開エリアを東京のみに絞っていました。当時はデフレの真っ只中、ビール市場もいわゆる節税...

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2015年10月15日 移ろいゆく理由
ガージェリー・エステラは、2004年にGARGERYブランド第2の商品として生まれました。以来11年、少しずつ少しずつお取扱いのお店を増やし、現在は70余りの素敵なお店でサーヴされています。お店の業態は、オーセンティックバーが比較的多いですが、和食からフレンチ、イタリアンなど食事中心のお店でも、幅広くお使いいただいています。 その理由は、このビールが食事にとても合わせやすいからだと思っています。従来のビールのように、食事中に口の中に残った脂分などを洗い流...

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2015年09月28日 “黒”の七変化
GARGERYは2002年に樽詰のガージェリー・スタウトだけのブランドとしてスタートしました。それまでの日本の“黒ビール”のイメージから大きく離れ、時にはエスプレッソコーヒーのように振舞い、時には赤ワインのように振舞う、時には力強く飲み手に訴え、時には柔らかく軽やかに包み込む、全く新しいアルコール飲料としてお客様に受け入れていただきたかった。その想いは、数々のお店に支えられて実現しつつあります。 そして、ガージェリー・スタウトと同じ志を持って2010年に...

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2015年09月14日 いくつもの手を渡り
GARGERY専用オリジナルグラスの「リュトン」について、このグラスがブランドとしての大事な要素であること、デザインに込めた意味や想いについて、これまでの投稿で何度か書いてきましたが、今回は少し違った切り口のストーリーです。 単独では立てることのできない角杯型のグラス。それを受け止める台座。それら両方がガラス製。これをGARGERYオリジナルの専用グラスとしてお店で使っていただく。それにより、お店でしか飲めない美味しいビールを、お店でしか出逢えない個...

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