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My Beer Lady #2 ワインを愛する伴さんと「和酒BAR 風雅」

お酒を愛するレディと大人のひと時を過ごす「My Beer Lady」。第2回のゲストは、ワイン・エキスパートにして利酒師、そしてライターである伴良美さんです。

伴さんメイン

再び、緊張の対面

前回のMy Beer Ladyは初回ということでとても緊張したのですが、今回は別の意味で緊張しました。何といってもお相手は、ものを書くのが本職。加えてお酒にも詳しい。ということは、いい加減な文章を書いたら即アウト!? こちらも半端な気持ちでは臨めないぞと構えてしまいました。しかし前回同様、お話をしているうちに、伴さんの穏やかな語り口で不安も氷解。たっぷり3時間にわたって楽しい時間を過ごしました。

どんどん香りが開いていくGARGERY ESTELLA

伴さんはGARGERY を飲むのは初めて。この日はESTELLAを飲んでいただきました。第一声は「美味しい!」。特に、きめ細やかな泡と、その滑らかな舌触りがお気に入りのよう。いつもながら、ホッと一息つく瞬間です。

すごくまろやかで、飲みやすいですね。一方で「コク」がしっかりとあります。口の中のどこにも当たらず、滑らかに飲めてしまうのがすごい。
理屈抜きに美味しいし、理屈抜きに自然な感じ。大げさなところがなく、折り目正しく、健康的な感じ。
ビールはゆっくり飲むのが好きなのですが、エステラはどんどん香りが開いていくのがいいです。いくらでも飲めちゃいます。

「どんどん香りが開いていく」という表現、いかにもワイン好きの伴さんらしい表現でした。ワインのように飲んでいただきたいと常日頃から思っている私としても、とてもうれしい言葉でした。

パリへの貧乏旅行でワインに目覚めた

伴さんは現在、ワイン専門誌「ヴィノテーク」の契約ライターとして、「ワインと食」をテーマに、特に生活に密着した視点からワイン文化を広めるべく活動を続けておられます。

元々は音大でピアノを学んでいた伴さん。卒業後はピアノ教師をしながら徐々にいろいろなお酒に手を伸ばしていったのですが、ワインに目覚めたのは30歳近くになってからとちょっと遅め。きっかけは、パリへの貧乏旅行。旅行の最後の日くらいは美味しいものを食べようとフレンチレストランへ。そこで飲んだワインがとても美味しくてはまってしまったそうです。それからはワイン一筋。
ワインを勉強し、ワイン・エキスパートの資格を取得。勉強していた時期は、とにかく試飲会を見つけては、何とかコネを伝って参加させてもらえるように必死だったそうです。

お酒が好きな一方、旅行も好き。「お酒と旅」を楽しんでいるうちにそれを記録したいと思い、徐々に物書きの道へ近付いたとか。30歳を過ぎてから物書きのプロを目指すべく、専門の学校を経て通信社に就職。そこでかなり鍛えられたのだそうです。

生産者とのふれあいがワインに対する理解を生む

「取材で行ける機会は少ないのですが、やはりワインの産地に行くと得られるものが違います。」と語る伴さん。
ワインの産地は昼夜の気温差が大きなところ・・・という知識はあっても、つい薄着のまま行ってしまい、身を以てワインの産地を感じることが多いと笑いますが、産地では、いつも生産者の方の手を触らせてもらうそうです。農業をやっている方の、ごつごつした、しかし温かい肉厚の手に触れると、「やはりワインは農業なんだ」と感じるのだとか。
どんな高級ワインでも、結局は農業が基本、いい葡萄を育てるのが大事だということですね。

伴さん2

外国ワインと和食は国際結婚

伴さんが最初に就職されたのが生活欄専門の通信社だったこともあり、ワインへのアプローチはあくまでも生活者の目線から。「一般の人たちへワインの楽しみ方を伝え、ワインファンを少しずつ増やしてワイン文化の裾野を広げたい。」と語ります。

ワインと食の組合せ、一番いいのは何と言っても、地のワインと地の食べ物の組合せ。それからすると、外国ワインを和食に合わせるのは国際結婚みたいなもの。そう語る伴さんから、ワインと和食の相性を良くするトリビアを教えていただきました。

  • お醤油の中にちょっとだけワインを垂らし、その醤油でお刺身を食べる。
  • ワインには酸があるので、お刺身にサッとレモンをかけてからワインに合わせる。
  • 肉じゃがの隠し味に赤ワインを入れると、赤ワインとの相性が良くなる。

伴さんはご自宅で「合う合うノート」を作り、ワインと食事の相性について気が付いたことをその都度記録しているそうです。美味しく食べるためには、それくらいの努力が必要なのですね。

取材するコツ、文章を書くコツを伺いました

さて、せっかく文章を書くプロとお話をさせていただいたので、うまく文章を書くコツを教えていただきました。
まずは基本。「書くことを絞り込み、起承転結に気を付ける。」・・・分かってはいるのですが、これが難しい。
インタビューの記事の場合、まず「相手が話したいこと」を聞く、次に「自分が聞きたいこと」を聞く、最後に「相手が聞いてほしくないこと」を聞き出す。そして、一番いい話は最後に、二番目にいい話を最初に持ってくる。
なるほど。次回以降頑張ってみます。

鉄道とワインのコラボレーションを

私がかなりの「乗り鉄」であるとの情報をインプットされていた伴さんから話を振られ、しばしの「乗り鉄」談義。実は伴さんもかなり「鉄子」の血が入っています。
ベトナムで、ハノイからホーチミンまで鉄道で縦断された時、「とにかく列車が遅く、自転車の方が速いんじゃないかと思ったくらい・・・」と笑いながらも、最後まで鉄道に乗り通した伴さん。途中で車に乗り換える選択肢があった中、最後まで鉄道だったという話を伺えば、「鉄子」の血は本物だと言わざるを得ません。

とにかく旅がお好きな伴さんからは、映画の舞台を訪ねる旅のお話もたくさん伺いました。出てきた名前は、ヒッチコック、オードリー・ヘップバーン、エルビス・プレスリー等々の懐かしい名前。「これからも、『旅とお酒』をテーマにいろいろ書いていきたい・・・」と笑顔で語っておられたのが印象的でした。
今度は、是非、鉄道とワインのコラボレーションで何か書いてください。鉄道だったらいつでもお手伝いします。・・・私から伴さんへお願いしておきました。

エステラを飲み続けながらの3時間はあっという間。ワインに対する愛情溢れる穏やかな語り口にすっかり引き込まれてしまいました。おかげで、料理の写真を撮るのをすっかり忘れ、ご紹介できるのは最初にお通しで出てきた参鶏湯のみ。でも、風雅さんの料理は美味しかったですよ。

風雅参鶏湯

今回の舞台は、神楽坂「和酒BAR 風雅」

神楽坂上の路地の奥に佇む「風雅」さんは、築70年の古民家を改装したお店。店名のごとく、国産酒に特化した品揃えにこだわりを見せています。2008年7月の開店時から「GARGERY ESTELLA」をお取扱いいただき、すっかりお店の看板ビールになっています。

風雅店内
店内は、今回お話を伺った2階の居間風の客席の他、1階のカウンター席、3階にある屋根裏の個室と、用途に応じて使い分けが可能。美味しいお料理にエステラを合わせ、至福のひと時をお楽しみください。

「My Beer Lady」でお相手してくださる方を随時募集しております。こちらの記事をご覧いただき、是非ご応募ください。

神楽坂 和酒BAR 風雅
お取扱い GARGERY ESTELLA
営業時間 17:00~24:00
定休日 日曜・祝日
住所 東京都新宿区神楽坂5-30
電話 03-3513-5230
最寄駅 各線 飯田橋駅

東京メトロ東西線 神楽坂駅

都営地下鉄大江戸線 牛込神楽坂駅

Website 神楽坂 和酒BAR 風雅

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